2020.09.27
獣医師の成長 その4
CTの撮影自体は、手順がある程度決まっているので、単純作業といえば単純作業です。
操作画面の前に座って、
開始ボタンを押す、
造影剤の自動注入機を操作する、
呼吸停止ボタンをおす、
動かすのは手と指です。
ただ同時に、
麻酔の状態を確認する、
画像が撮れているか確認する、
造影剤が注入されているか確認する、
等々の確認事項も多く、慣れるまではいっぱいいっぱいになります。
また、例えば腎臓の状態を見るために、当初決めていたプランを超えて撮影を行うかどうかを決める場面もあり、気が抜けません。
でも、慣れてくると、撮影中の画面で診断をつけれてしまうこともあります。
どんな作業についても言えますが、数をこなして、慣れることも重要です。
がんばれ!