2020.05.30
動物病院によって薬の値段はいろいろ 2
動物病院によって薬の価格設定はいろいろですが、
処方料や分包手数料の設定もいろいろです。
ヒトの病院では、診察後に処方箋をもらい薬局で薬を買います。
昔は、動物病院と同じように診察後に病院で薬をもらっていましたよね?
私たちの病院では、処方料という名目は存在せず、薬の価格自体に反映させています。
また、分包手数料も基本的にはいただいていません。
なので、診療明細はシンプルになります。
病院によっては、4分の1に割った薬を処方する場合、処方料と分包手数料と薬代と、そんなことになるようです。
どちらがいいのかは、それぞれの病院の判断ですが、
設定が難しく、場合によってはややこしいこともあります。
処方料をいただいていないからと言って、薬の内容を考えて、計算した、その手数料は薬代もしくは、診察代に含まれています。
分包手数料も然りです。
そう考えると、
単に、診察料が高い・安い、
単に、薬代が高い・安い、
と比較は難しいのかもしれません。
そうそう、
動物病院業界でも、処方箋から薬を出す、
薬局業務を専門に行う施設が出来るようです。