2021.02.23

診察で模型を使う

診察で病気の説明等を行う際に、できるだけわかり易くできるかという葛藤が常にあります。

 

専門用語は使わない、とか

略語は避ける、とか

紙やホワイトボードに書く、とか

内容により様々な工夫をする必要があります。

 

その中に、模型を使用することもあります。

心臓模型

これは、ワンちゃんの心臓の模型です。

割って中を見ることもできるので、

「ここが左の部屋で、ここから血液が流れて・・・」

そんな説明をします。

 

この模型は、心臓薬の景品でメーカーからいただいたものです。

模型には、買うものと、このように景品でもらうものとがあります。

心音模型

この箱も、心臓薬の景品でもらったものです。

ボタンを押すと、心臓の音が聞こえるのです。

正常な心臓の音から、異常な心臓の音まで段階的に聞こえてきます。

 

残念ながら、私自身は、診察で使用したことがありません。

 

もしこのブログの読者で、この心臓の音を聞きたいという方がいたら、診察の時に獣医師に言ってみてください。

聞いてもらえるかもしれませんよ。