2020.04.26

家で出来る健康管理①

最近、家で長く時間を過ごされる方が増えているのではないでしょうか。

 

やることがないからパチンコに行く、とか

家族総出でスーパーに買い物に行く、とか

サーフィンに行く、とか

いろいろ社会問題になっていますね。

 

さて、余計なことはここまでにして。

このブログを読んでいただいている方は、おおかたが犬や猫を飼ってらっしゃる方だと思います。

この、家での時間を自宅のワンちゃん、ネコちゃんの健康管理に当ててみてはどうでしょうか。

 

今回は、その提案を一つ。

 

一日の水を飲む量を測ってみよう!

水を多く飲むようになる病気は、結構いっぱいあります。

 

PU/PD(ピーユーピーディー)」と言う言葉があります。

多飲・多尿をいう意味です。

細かく言うと・・・、

たくさん水分を摂取すると尿量が増える。

尿量が増えることに伴って、水分摂取量が増える。

とまあ、どうちがうねん。ですが、そういうことなのです。

 

さて、以前に比べると、

水をよく飲んでいる

器の水の減り方が早い

おしっこが増えている

トイレによくいく

何かがあると病気のサインかもしれません。

 

ここで重要なのは、以前と比べてがポイントです。

 

以前はわからないし、今、多い気がする。

そんな場合には、基準はあることにはあります。

専門書によると、多飲のボーダーラインは、1時間に体重1kgあたり4ml以上もしくは、1日に体重1kgあたり100ml以上と書かれています。

 

どちらもほぼ同じくらいの量なので、わかり易い、1日に体重1kgあたり100ml以上をよく診察ではお話します。

 

ただし、これはかなり異常な量です。

このくらい水を飲んでいる場合には、飲水量を測るまえに、めちゃくちゃな量のおしっこをするで気付くはずです。

 

ここまでの量でなくても、以前に比べて増えているこれが重要です。

 

どれだけ飲んだか、どうやって測るのさ?

いろんな方法はあると思いますが、その1例を。

水

この様に、一日の最初に500mlペットボトルに飲む予定の水を満タンにしておきます。

飲むごとに器にそのペットボトルから水を足します。

一日の終わりに、器の飲み残しも含めて、いくら残っているかを、計量カップなどで測ります。

最初の500mlから引いた量が一日の飲水量です。

毎日でなくても、記録をつける飲水量の変化がわかりますよ。

 

いかがでしょうか。

家にいる時間で、病気の早期発見