2020.11.16
たまには、病気の説明も その1
胃の腫瘍
胃に腫瘍ができることは、そんなに多くはないですが、あります。
猫であれば、リンパ腫と言って、悪性の腫瘍が多いのかもしれません。
犬であれば、良性のポリープの時もあれば、腺癌という悪性腫瘍のときもあります。
症状は、やはり嘔吐でしょうか。
でも、元気や食欲がない、とか
血液検査をしてみたら貧血がある、とかそれ以外で見つかっていく時もあります。
さて、診断にはレントゲン検査、超音波検査、血液検査は
普通に行うとして、重要なのは、内視鏡検査とCT検査ではないでしょうか。
内視鏡では、このように胃の中がどうなっているのか直接的に見えるのと、組織を取ってこれます。
CT検査では、このように胃の中でどのように病変が広がっているのか
確認することができます。
これは、手術を考えるときにとても重要になります。