2020.09.03
ジェネリックの話 その1
後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が原則同一であり、先発医薬品に比べて低価格な医薬品である。
Wikipediaには、このように記載されています。
動物用医薬品にもジェネリックは存在します。
特に、最近は数も増えています。
実際のところジェネリックってどうなのでしょう。
価格は先発品よりも安いのは確かです。
ただ、ものにもよりますが、そんなに安くないものも多いのもたしかです。
「安くて、効果が同じなら全部ジェネリックでいいじゃん」となりそうですが、
単純にそういう話ではないようです。
先日、飼い主さんで医者の方が「ジェネリックは出さないでね。先発品のものにしてね。」と言われました。
私たちの病院でも、一時期まで、「ジェネリックは使わず、先発品のみ採用」していたのですが、
薬によって、ジェネリックを採用するようになってきました。
できるだけ、先発品と両方の在庫を持ち、選択できるようにはしています。