2020.05.28
ところで子猫のワクチンはというと
子猫の場合にも、生まれた年には3度のワクチン接種が推奨されます。
私たちの動物病院では、Virbacというメーカーの3種混合ワクチンを採用しています。
特に、これは生ワクチンなのです。
いろんなワクチンメーカーがありますが、ネコのワクチンはだいたい3種がほとんどです。
そして、不活化ワクチンがほとんどです。
生ワクチンと不活化ワクチンの違いについては、どこかで機会があれば。
ネコに関しては、生まれ年には、年間3度の接種が必要ですが、
以降はいろんな話がありますが、世界的に最も推奨されるのは、
世界小動物獣医師会(WSAVA)が推奨している
簡単にいうと「3年以上の間をあけて接種しましょう」です。
ただ、本当に3年に1回でいいの?に関しては、実は、ワクチン抗体価といって、
簡単にいうと「体にワクチンの効果がどの程度残っているのか」を調べることが出来るのです。
毎年のワクチン接種を見送るにしても、ワクチン抗体価がある基準以上あれば安心です。